牛馬チャンと仲間たちぎゅうばチャンとなかまたち
kouchou

候鳥チャンこうちょうチャン

擬人化Qバージョンの燕

何でも我慢できるけど、なんでもがまんできるけど、家族のことだけは譲れないかぞくのことだけはゆずれない

職場ではどんな集団に混ざっても、しょくばではどんなしゅうだんにまざっても、どんな環境でもすぐに馴染めるタイプ。どんなかんきょうでもすぐになじめるタイプ。生まれつきの「通訳者」うまれつきの「つうやくしゃ」であり「まとめ役」であり「まとめやく」表情はいつも飄々としていて、ひょうじょうはいつもひょうひょうとしていて、瞳には眩しい光はなく、ひとみにはまぶしいひかりはなく、ただ静かな柔らかい白い光がぼんやりと灯っている—ただしずかなやわらかいしろいひかりがぼんやりととぼっている—「見られなくてもいい」「みられなくてもいい」とでも言うような光。とでもいうようなひかり。

でも一つだけ、でもひとつだけ、絶対に譲らないことがある—ぜったいにゆずらないことがある—毎年、まいとし、どんなに忙しくても、どんなにいそがしくても、遠くの巣まで飛んで帰り、とおくのすまでとんでかえり、年老いた母のそばにいること。としおいたははのそばにいること。「どうしてそんなに我慢できるの」「どうしてそんなにがまんできるの」と聞かれると、ときかれると、いつも笑って流す—いつもわらってながす—「ううん、「ううん、ただこの方がいいだけだよ」ただこのほうがいいだけだよ」スーツケースにはあちこちの土地のシールが貼られていて、スーツケースにはあちこちのとちのシールがはられていて、side pocketには出したことのない一通の手紙が挟まっている。サイドポケットにはだしたことのないいっつうのてがみがはさまっている。

口癖

この方がいいだけだよこのほうがいいだけだよ

登場した物語